電子書籍とは?これだけは知っておきたい7つの基本
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「電子書籍って何?いまいち何かわからない」
電子書籍や電子ブックという言葉はよく耳にするようになりましたが「どうやって見るの?」「どこで買うの?」「紙の本と何が違うの?」など、いまいち違いがわからないかもしれません。
電子書籍を一言で言うと「デジタル化された書籍」です。デジタル化されたことで、スマホ、タブレット、パソコンで本や漫画を読むことができます。
このページでは、これだけは知っておきたい電子書籍の7つの基本を紹介します。気になる疑問を解決してみてください。
目次
(1)電子書籍は紙の本と何が違うの?
電子書籍と紙の本との大きな違いは「デジタル」か「紙」かです。
デジタル化された本や漫画を、インターネット経由で読めるのが電子書籍です。
電子書籍は、スマホ、タブレット、パソコンで読むことができます。大きなメリットとしては「大量の本を持ち歩ける」こと。
紙の本を100冊ぐらい持って歩くのは不可能ですよね。しかし、電子書籍なら可能になります。
わかりやすく例えると写真です。プリントされた写真は、たくさん持ち歩けないですが、スマホで撮った何百枚もの写真は、スマホでいつでも見られますよね。
それに紙の本は、水や火、劣化、紛失などに弱いですよね。デジタル化された電子書籍なら、本がダメになる心配もありません。
電子書籍が、世に普及したことによって「通勤電車や新幹線の中で一気に漫画を読む」「読みたいと思ったときにスマホでサッと読める」「部屋のスペースが本で埋め尽くされない」といったことが、できるようになりました。
(2)電子書籍はどんな本があるの?
電子書籍は、出版社がデジタル化を認めている書籍が読めます。
主には、以下のようなジャンルがあります。
・小説
・ビジネス本
・雑誌
・絵本
など
ジャンルに関しては、紙の本とほとんど変わりません。注意したいのは「電子書籍化されていない本もある」ということ。
最近では、紙の本と電子書籍を同時に出版するケースが多いですが、古い本や漫画は、デジタル化されていない場合もあります。
また、雑誌の場合、芸能人の写真や広告など、権利元の都合により、一部の紙面が見られない場合もあり、必ずしも同じ内容とは限りません。本や漫画などは、概ね大丈夫ですが。
それと、紙の本と違って、個人でも簡単に出版できます。Amazon Kindleでは、個人が出版した本がたくさん読めます。紙の本のように、印刷するには大変ですが、パソコンで簡単に原稿を作成して投稿できるので、出版しやすいのです。
(3)電子書籍はどこで買えるの?
電子書籍は、誰でも簡単に購入できます。デジタル化された書籍ですので、街の本屋さんでは販売されていません。
電子書籍は、インターネットの電子書籍サービスで購入できます。
例えば、以下のようなサービスがあります。
サービス名 | 取扱い | ポイント | クーポン | アプリ | ダウンロード | 無料漫画 |
---|---|---|---|---|---|---|
ebookjapan | 漫画・本・雑誌など60万冊以上 | PayPayポイント | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
honto | 漫画・本・雑誌 | hontoポイント | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
楽天Kobo | 漫画・本・雑誌など約300万冊 | 楽天ポイント | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
Amazon Kindle | 漫画・本・雑誌など700万冊以上 | Amazonポイント | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
コミックシーモア | 漫画・本・雑誌 | コミックシーモアポイント | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
U-NEXT | 漫画・本・雑誌、動画(映画、ドラマ、アニメ)など | U-NEXTポイント | × | 〇 | 〇 | 〇 |
BookLive! | 漫画・本・雑誌 | Tポイント | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
ひかりTVブック | 漫画・本・雑誌など約29万冊以上 | ぷららポイント | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
Renta! | 漫画・本・雑誌 | Renta!ポイント | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
BOOK☆WALKER | 漫画・本・雑誌など約63万冊以上 | BOOK☆WALKERコイン | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
Reader Store | 漫画・本・雑誌など約60万冊以上 |
・Reader Storeポイント ・ソニーポイント |
〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
有名なサービスは、ヤフー系のebookjapanやAmazon Kindle、楽天が運営する楽天Koboなど。大手のWeb系企業も参入しています。
電子書籍を購入できるサービスの主な違いは「取り扱う書籍が違う」「価格が違う」「アプリの使い勝手」です。最も重要なのは取り扱う書籍です。街の本屋と同じように、販売されている電子書籍の数や種類が違います。
できれば、慣れている一つのサービスで使い続けたいですよね。そのため、取扱い数が多く、有名なサイトがおすすめです。詳しくは、以下ページもご覧ください。
また、インターネットで購入できることから、24時間365日好きなときに、すぐに購入できます。本屋に行かなくても購入できるのも電子書籍のメリットです。
(4)電子書籍と紙の本は価格は同じ?
電子書籍は「デジタル化された本」と聞くと、難しそうで価格が高いイメージを持ってしまうかもしれません。
しかし、紙の本より電子書籍の方が安いのが一般的です。※本によります。
例えば、人気の漫画「進撃の巨人」は、紙の本が495円、電子書籍なら453円と格安です。
※ebookjapanの場合。
※価格は変更になることもございます。
電子書籍はなぜ、安いのか。それは紙の本と違って「印刷、製本するコストがかからない」ことが大きいです。また、街の本屋さんのように、人件費や運送費、保管コスト、店舗の家賃なども、インターネットなら安くおさえられます。
そのため、電子書籍なら「1巻だけ無料で試し読み」「キャンペーンで大幅割引」「ポイントが貯まる」といったサービスも提供できます。
新刊を安く読みたいなら、電子書籍がおすすめです。
(5)どんな端末で読めるの?
スマホ、タブレット、パソコンで読めます。Android、iOS、Windows、MacでもOK。ブラウザもしくは、そのサービスが提供しているアプリで読めます。
注意点としては、ブラウザとアプリのバージョンと対応端末です。アプリがダウンロードできない端末もあるので注意してください。
不安な方は、購入前に「無料の試し読み」ができる本を一度開いて、操作してみるのがおすすめです。
アプリの使い勝手もサービスによって違うので、試し読みしてみるのは有効な手段です。
また、アプリがダウンロードできない場合は、ブラウザで、サービスサイトにアクセスして、電子書籍を開いてみてください。ブラウザとは、Google ChromeやSafariといった普段、インターネットを閲覧しているソフトです。
読みやすさについては、端末によって異なります。例えば、私も愛用しているKindle電子書籍専用端末のKindle Paperwhiteは、目にやさしく長時間読んでも疲れないように工夫されています。
(6)インターネット環境は必要?
電子書籍を読むには、インターネットは必須です。
なぜなら、インターネット上で提供されている電子書籍にアクセスして、読まなければならないからです。YouTubeの動画を見るには、インターネットに接続しないと見れないですよね。それと同じです。
スマホの場合は、契約している携帯電話のデータ通信でも利用できます。ただし、ページ数の多い本は、データ容量が多く、できるだけWiFiを使うのがおすすめです。
タブレットの場合も、WiFiルーターを使ったり、モバイルWiFiを使ったり、WiFiでインターネット環境に接続できます。
しかし「電波がつながらない飛行機や田舎では読めないの?」という疑問がありますよね。
結論から言うと「ダウンロード機能」を提供しているサービスなら読めます。
ダウンロードとは、一定期間、スマホやタブレットに電子書籍を保存できる機能です。あらかじめダウンロードしておくことで、電波のつながらない場所でも電子書籍を読めます。
(7)読み終わった電子書籍は売れるの?
紙の本や漫画は、読み終わったら中古ショップに売ることもありますよね。
しかし、電子書籍は売れません。
デジタル化されているので、提供者側はいくらでも提供できますよね。本の内容は別として、本自体に価値はありません。
もちろん、電子書籍を複製して販売したり、コピーして配布したり、二次利用すると違法です。絶対にやめましょう。
「毎月、本を何十冊も買うしもったいない」という方は、読み放題サービスもおすすめです。
例えば、AmazonのKindle Unlimitedのように、月額料金を支払うことで、対象の本や漫画、雑誌が読み放題のサービスも続々登場しています。
読み放題サービスは、雑誌が多いですね。
漫画なら、無料で読める作品が豊富なアプリサービスもあります。
まとめ
電子書籍のメリットとデメリットをまとめると以下のようになります。
- 電子書籍のメリット
- いつでも購入できる
- デジタルだから大量の本を持ち運べる
- 部屋のスペースを節約できる
- スマホやタブレット、パソコンで読める
- 紙の本より価格が安い場合が多い
- 試し読みができる
- 読み放題のサービスあり
- 電子書籍のデメリット
- インターネット環境が必要
- スマホやタブレット、パソコンがないと読めない
- 古い本や漫画は電子書籍化されていないこともある
- 読み終わった本は売れない
読みやすさ、使いやすさは人によります。気になる方は、各サービスで、無料の試し読みをしてみるのがおすすめです。
ちなみに、私は「紙の本」と「電子書籍」を使いわけています。
例えば、手元に保管しておきたい本は紙で購入しますし、深夜に本が読みたくなったら電子書籍で読みます。どちらにもメリットとデメリットがあるので、使いわけるのがおすすすめです。