鬼滅の刃 1話のあらすじと感想(ネタバレ含む)
※当サイトはWeb広告を利用しています
鬼滅の刃の1話を読んだ感想です。ネタバレ含みます。
鬼滅の刃 1話の感想
1話では、主人公である竈門炭治郎、妹の竈門禰豆子、鬼殺隊の水柱である冨岡義勇が登場。大正時代が舞台です。
「鬼になった禰豆子を人間に戻す」という鬼滅の刃の核となる様子が描かれています。
鬼滅の刃の世界に存在している「鬼」は人間を襲います。鬼の血を浴びると、人間も人喰い鬼になってしまう設定。
炭治郎が山から帰ってくると、いきなり竈門一家が鬼に襲われていて、衝撃的な展開から物語がスタートします。
この日に限って、炭治郎は三郎爺さんの家に泊まっていたので、家族を救えなかったんですよね。炭治郎が戻っていたところで、鬼は倒せなかったと思いますが。
スタート時点での炭治郎は弱いですが、冨岡義勇相手に「石を投げる」「斧を投げる」など、戦いのセンスがある様子もうかがえます。やさしさや素直さも垣間見え、炭治郎の人間性は、1話でわかりますね。
ちなみに、冨岡義勇は、鬼を退治する鬼殺隊です。1話の時点では何者かはわかりませんが、強さとやさしさがあることはわかります。短気な鬼殺隊なら、さっさと禰豆子を倒して、物語は終了していたことでしょう。
助けに来たのが冨岡義勇でよかったです。ただ、来るのが遅く、竈門一家が襲われてしまったんですよね。
鬼に襲われた竈門一家ですが、妹の禰豆子だけは生きていました。鬼になった状態で。
禰豆子も炭治郎を喰ってかかるのですが、炭治郎の「がんばれ、鬼になるな」という一言で、涙を流します。思いが伝わったのか、急に守る仕草をするようになります。
襲われると鬼になるのは、ウォーキングデッド(ゾンビです)と同じですが、鬼にも心があるのが鬼滅の刃のおもしろいところ。
そんなこともあり、禰豆子は、ほかの鬼とはちょっと違うことがわかってきます。
なお、戦いのスピード感はすごい好きです。余計な会話や間合いが少なく、リアリティがあります。声として発する言葉よりも、心の中の声に引き付けられますね。
その後、冨岡義勇に「鱗滝左近次を訪ねろ」と言われ、物語が動き出します。
物語の展開が早く、サクサク読める漫画だと思いました。展開が早いですが「鬼は太陽の日に弱い」「飢餓状態になると人間の血をほしがる」という鬼の特性についても、ちゃんと描かれています。
それと服装にも注目です。炭治郎の市松模様の着物と首元に大きく巻かれた布。貧乏そうですが、服装はかなりハイセンスです。ちなみに、炭治郎一家は、全員、服装の一部に市松模様があります。
1話は、何度か読み返した方がいいですね。1話だけでも、鬼滅の刃の核となる部分が詰まっていて、かなり読みごたえがあります。
まとめ
1話では、ざっくりと以下のような、あらすじになります。
(2)鬼殺隊の冨岡義勇が禰豆子を倒そうとする
(3)禰豆子は人の感情を持つ他の鬼とは違う一面を見せる
炭治郎が禰豆子を助けるため動き出します。